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ちょっと古いスウェーデン日記


2015年8月17日

早いもので8月も後半ですね。
冷夏のまま秋に突入するかと思われたスウェーデン南部ですが、ここ1-2週間ほどは北欧の夏らしい適度に暖かい過ごしやすい日が続いていました。

お出かけ日和という事で観光地はどこも人であふれています。
先日はランズクローナという街のヘムスロイド協会のブティックへ行って来ました。
昔から大変お世話になっているステッチハウスさんも偶然その日に用事があるというので一緒に行くことに。
ステッチハウスさんがデンマークから乗ってきた電車に私が途中から乗車して合流です。さらに次の駅からはアクセルハウスさんも参加。楽しくなりそう。

ブティックは以前お城の敷地内にありましたが、この春にランズクローナの旧駅舎内に引っ越しています。私はそこへまだ行ったことが無いためステッチハウスさんに案内してもらいました。
1865年建設の旧駅舎は15年くらい前までは主にヘルシンボリ方面に行く電車の発着駅として使われていたそうです。
天井の高い開放的な空間の中に足を踏み入れるともうそこはカラフルな手工芸の世界。
色とりどりの毛糸に目を奪われ、手の込んだ手工芸作品に心を揺さぶられてしまいます。

大きな窓からは明るい光が注ぎ、楽しい会話を交わしているうちにあっという間に時間が過ぎてしまった1日でした。



2015年7月24日

スウェーデン南部に人口9万人ほどのヘルシンボリという街があります。

4キロ先の対岸デンマーク・ヘルシノア(ヘルシンゲル)が見渡せるリゾート感あふれるこの街に今週は何度か通いました。
毎年この時期になるといくつかのアンティーク市が開催されるのです。

年に一度のイベントですのでこれを楽しみにしている人々が非常に多く、開場前には長蛇の列が出来ていました。
それにしてもこの夏は寒く7月の現在ですら最高気温が20度以下の日がほとんど。
私の前に並んでいた女性グループも「愚痴ってもしょうがないのはわかってるけど、こんなの夏じゃない」とこぼしていました。

会場内ではスウェーデン各地、または世界中から集められたアンティーク品の数々が見られる訳ですが、まるでお城で使われていたような豪華な調度品から、マニア向けのめずらしい切手やコインまで。今までテレビや本の中でしか見たことのない逸品を実際にこの目で見る事が出来る貴重な機会なのです。

なかでも興味深かったのは修理やリメイクをするプロの実演の数々。
例えば豪華な年代物のミンク毛皮を加工しブランケットやひざ掛けとして再生してしまうのです。
勿体ない!と心の中で叫んでいた私の横に居たご婦人は「すごい良い考えだわ!」と声に出して感動していました。

さて来年はどんな面白い物が見られるでしょうか。今から楽しみにしています。



2015年6月1日


6月に突入したというのに何だかスウェーデンは相変わらず寒いまま。外を歩く人たちも未だにダウンジャケット姿が多かったりする程なのです。

日本は既に夏のような天気が続いていると聞き、もうすぐ里帰りの準備をしている私はどんな洋服を着ていくべきかで本気で悩んでいます。

週末は朝の散歩のついでに広場で行われていたマーケットに寄ってみました。
あまりの寒さに広場のスペースは半分程度しか埋まっていなかったため掘り出し物はあまり期待は出来そうもありません。

のんびりと見ていたところ1冊の可愛い本を発見。手に取ってみると昔の小学校の教科書。そして長靴下のピッピの挿絵で有名なニイマンが表紙と中のイラストを描いたものでした。
スウェーデンの子供たちはこんなに可愛い教科書で勉強をしていたのですね。

マーケットの帰り道、14世紀建設の教会から10時の鐘が。
静かな空いっぱいに響き渡る鐘の音とともに、何故かつい先ほどまであんなに冷たく感じていた空気がとても爽やかなものに変わっていました。



2015年4月5日


スウェーデンは1週間前から夏時間に切り替わりました。
しかしながら、その前後から天気が崩れ始め、雨がしばらく続いたと思ったらそのうちに雪に変わり・・・。すぐとけましたが気まぐれな天気のせいでなかなか春を満喫出来ません。

さてヨーロッパでは現在イースター(復活祭)期間の真っ只中です。
一般のスウェーデン家庭では家の中を黄色や緑の春らしい色あいで飾り付けをしてこの期間を迎えます。

先日知り合いの家を訪ねたときに、「イースター用の飾りが必要だからこれから一緒に散歩に行きましょう」と誘われました。
向かった先にあったのはネコヤナギ。園芸用のはさみでふわふわの綿毛がついた枝部分をいくつか切り取り持ち帰りました。
そしてこのネコヤナギに卵型のオーナメントや羽飾りなどを加えるとイースター用の可愛らしいデコレーションの出来上がりです。

こんな感じで過ごしながらスウェーデンでは春を迎える準備をしています。



2014年12月20日

現在私は日本に里帰り中です。

ここ秋田はもしかしたらスウェーデンよりも気温が低いのではないかというほどの寒さですが、実は私が帰ってくる直前のスウェーデンは12月としては異例の暖かさが続いていたのです。

そして帰ってくる直前は日本行きの荷造りや普段お世話になっている人達へのクリスマスプレゼントを準備したりと慌しく過ごしていました。
そんな中ある日外出先で嬉しい再会がありました。

今年の春頃に閉店してしまった私の大好きなアンティークショップ。古いテキスタイルを扱う小さなお店は小柄で可愛らしい「おばあちゃま」によって営まれていました。
張り紙と共に閉まっていたお店の前でがっかりしていると、たまたま通りかかった知り合いが
「彼女はもう90歳を越えていたから閉めるのもしょうがないよね」と教えてくれました。
お店が無くなってしまったのもショックでしたが、その後どうしているのか心配だったのです。

その彼女とバッタリ再会したのです。しかも沢山の買い物を抱えて明るい表情。
あの可愛いお店が街にないとさびしいと伝えたところ、
「私も何だか毎日やることが無いと飽きてしまって、こうやってまめに外出しているのよ。自転車でね。もうどこにだって行けちゃうわ。自転車に乗って風を切ると本当に気持ちがいいのよ。」
と、生き生きとした表情で近況を教えてくれました。

でも、自転車に乗るなんて大丈夫かなと内心心配していたら、危なそうな所はちゃんと歩きに切り替えていたので一安心。
短い会話を交わしただけでしたが、とても晴れやかな気分になりました。
またどこかでバッタリ会えるのを楽しみにしています。

さて、帰ってくる直前にはスウェーデンのあちこちで様々な規模のクリスマスマーケットが開催されていました。私の近所の教会で開催されていたマーケットでは教会員によるハンドメイドのクリスマス飾りなどが販売されていたので、ワイヤーの入った小さな人形を買いました。
帰って早速飾ったところ、あまりにも可愛いかったので翌日買い足しに行ったほどです。

部屋のちょっとした空間にこの小さな人形達が潜んでいると何か「小さな幸せ」を見つけたようなくすぐったい気持ちになるのが不思議です。

みなさまも心温まるクリスマスやお正月をお迎え下さい。
GOD JUL OCH GOTT NYTT AR!



2014年6月2日

スウェーデンは夏のような暑さになったり、そうかと思えば凍えそうな程寒かったりと、本当に気まぐれな天気です。

暖かい季節を心待ちにしていたスウェーデン人にしてみると、いちど夏の装いをしてしまったらもう長袖には戻れない!という気分なのかもしれません。
無理をして薄着をしているせいで、なんだかこの頃あちこちで風邪を引いている人たちを見かけます。

さて、私はそろそろ恒例?の日本への里帰りです。去年の今ごろは飛行機が搭乗後に機内で欠航のアナウンス、冬の里帰りの際にはエンジントラブルで3時間ほど遅れて出発と、最近飛行機の移動の際についてない事が多いため、今回はどうなるかしら?と何気に心配をしていました。
すると何という事か、今回はストライキで飛行場までの電車がキャンセル!!!

スウェーデン南部やヨーテボリ周辺の住人は海外に行く際に隣国デンマークの飛行場を使う事が多いのです。
2000年にオアスン海峡にデンマークとスウェーデンを結ぶ橋が開通してからは電車で30分程度で飛行場という大変便利なハズが・・・・。大慌てで空港バスの予約を入れました。
これ以上にアンラッキーな事が起きないといいのですが・・・・。

という訳で、無事に日本に着きましたら皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。



2014年4月5日

今年は思いがけず早い春を迎えているスウェーデンです。
しかも桜も例年よりも3−4週間ほど早く咲き始めたくらいなのです。

街の人の装いもすっかり軽装になり、浮かれ気分で春を満喫していたところ、ここ数日ほどは非常に風が冷たい毎日・・・。
さすがにこの先雪が降ったりする事は無いと思いますが。

外は寒くても4月には春ならではの屋外のイベントなども目白押しです。
そして先週末からは夏時間を迎え、確実に日照時間が長くなっているのを感じています。

春の訪れとともに次々に咲き始める小さな花々に感動し、太陽の光を満喫するのもこの季節ならではのささやかな贅沢のひとつなのかもしれませんね。



2013年12月8日

気がついたらいつの間にか12月になっていました。

この季節としては比較的温暖な天候のスウェーデン南部でしたが、木曜日から突然天気が崩れ、大荒れの中とうとう雪も降りだしてしまいました、

さて、私は現在これをコペンハーゲンの飛行場で書いております。
そうなのです、日本に行く飛行機を待っているのです。
この悪天候でかなり交通機関がマヒしてしまったらしく、私の日本行きの飛行機も無事に飛ぶか非常に不安でしたが、どうやら今のところ問題は無いようです。
このまま無事に搭乗できるといいのですが・・・。

出発ゲートに向かう途中、小さなブロンズ像を見つけました。よく見るとコペンハーゲンの港にある人魚姫と同じデザイン、少しサイズを小さくしたもののようです。
となりにはボロボロの古いトランクも置いてあり、それには「空飛ぶトランク」と書いてありました。
(両方ともデンマークが誇るアンデルセン物語ですね)
きっと今までも同じ場所にあったのでしょうが、全く気がつかなかっただけのようです。
このようなデンマークならではのオブジェの他にも、デザイナーズ・チェアなどもさりげなく置いてある空港なので、今度からはショッピングエリアばかりではなく、館内の色々なところをチェックしたほうが楽しく時間を過ごせそうです。

それでは、近いうちに秋田のショップで皆様にお会い出来るのを楽しみにしております。



2013年8月9日

スウェーデンに戻ってから早くも1か月が経過しました。
30度を超える暑い日もあれば、ジャケットが必要な肌寒い日もありますが、きっとそろそろ北欧の夏も終わりが近づいていると思います。

先日、友人に誘われてスコーネの田舎のミュージアムに行ってきました。
(Lilla Rodde Textilmuseum)
1700年代に建てられたという農家の家屋が文化保存として夏期間の日曜日にだけ一般公開されているのです。

中にはフレミッシュ織をはじめとするスコーネ地方の手工芸作品の数々、1700年代の家具や当時の内装がそのままの状態で保存されています。
この農家のかつての所有者はアンナとハンナという二人の姉妹。中に飾られている見事な織や手芸の数々は彼女たちが手掛けたものだそうです。
ひと昔前まではスコーネの女性は嫁入り道具として織などを制作したそうですが、この姉妹は二人とも未婚のまま一生を終えたため、作った織作品などは全て綺麗な状態のままで残ったそうです。

アンナは1953年、そしてハンナは1985年に亡くなりましたが、なんとこの家では電気も水道も通っていなかったらしく、かまどの火で調理をし、井戸の水をくみ、農機具なども全て手動という生活スタイルを続けたそうです。
ここでは1985年までハンナが生活をしていた、そのままの状態で保存してあるとの事でした。

まるで変化を拒むように自分たちの生活スタイルを守り続けた二人の女性。
古い家具の上にひっそりと置かれた二人のものと思われる写真を見ながら、私たちの現代社会の本質についても少しだけ考えさせられました。

ミュージアムの中の様子もよろしければご覧下さい。
Lilla Rodde Textilmuseumの写真



2013年5月27日

スウェーデン南部はここ1週間ほどずっと雨が続いています。
5月に入ってようやく明るい日差しを思う存分浴びていたのに、今や曇り空の下、ほとんど寒さに凍えています。

それでも外を歩くとどこからともなく甘い香りが漂い、あたりを見回すと淡い色合いの花が風に花びらを揺らしています。

フラワーマーケットなどに綺麗に飾られている色とりどりの豪華な花たちも素敵ですが、1年のうちのこの短い期間にだけ力強く咲き乱れる自然の健気な姿には何か大切なメッセージが込められているような気がします。
少しだけ立ち止まって、深呼吸をして、気分をリセットしてみました。

どんなに寒くてもやはり春は特別な季節ですね。

今年も私は6月から1か月間ほど日本です。
滞在期間中にはショップの方にも顔を出していますので、お近くにお住いの方はぜひ遊びにいらして下さいね。
みなさまとお会いできるのを今から楽しみにしています。



2013年5月3日


5月になり、ようやく春らしい明るい日々がやってきたスウェーデンです。
でもまだまだ寒く、桜の花も今やっと満開を迎えているくらいなのです。

さて、春の季節以外にも人々がずっと待ちわびていたイベントがあります。

街のあちこちにも宣伝用の飾りが出没しています。写真のヨーロッパ各国への方角が示されたポールもそのひとつ。
これは今月マルメ市で行われるヨーロッパ最大規模の音楽コンテスト「ユーロビジョン」の参加国の一覧なのです。

それぞれの国で行われた厳しい予選を勝ち抜いた歌手たちが一堂に集まり、ここマルメで決戦を迎えます。コンテストの開催場所は前年の優勝国と決まっているため、昨年見事優勝をしたスウェーデンはこの大規模な国際大会の準備で現在大忙し。会場や街の整備も急ピッチで進められています。

参加国への衛星中継はもちろん、最近はネットでも配信しているそうですから、この大会から得られる開催国や都市の宣伝・経済効果も計り知れないものがあります。
マルメはスウェーデンでは3番目に大きな都市ですが、それでも大会関係者や観客の全てを収容できるだけのホテルの部屋数は提供できないため、期間中は周辺の街、さらには隣国デンマークのホテルまで埋まっているという噂を聞きました。

普段は静かでのんびりとしたスコーネ地方ですが、なんだか賑やかになりそうな予感がします。
この大会のために訪れる全て人達がスウェーデンで楽しい思い出が作れるといいですね。



2012年12月9日

12月になり、スウェーデンはすっかりクリスマス一色です。

街にネオンが輝きはじめたのと同時に、寒さも一層厳しくなりました。
冷えた体を温めようとカフェに入ると、そこでもクリスマスメニューの甘くこってりとしたスパイス入りのコーヒーや、サフランの入ったお菓子など、この季節ならではの独特な香りが漂っています。

ところで、この時期になると決まって「日本ではみんなどうやってクリスマスを祝うの?」とスウェーデン人に聞かれます。うーん、簡単なようでいて難しい質問ですよね。
「アドヴェント期間は無いし、スウェーデンのクリスマスとは意味合いは違うけれど、子供がプレゼントを楽しみにしているという点だけは一緒なんじゃないかなあ」などと、適当な答えでごまかしてしまいました。
実際皆さまははどうやってクリスマスをお過ごしですか?

スウェーデンに住む外国人はクリスマスに里帰りする人も多いのですが、私ももうすぐ日本行きです。実はいまも旅の準備をしながらこれを書いています。
ここ数日はヨーロッパの寒波により飛行機に影響が出ていたため、空港のホームページの発着状況を毎日ハラハラしながらチェックしています。

日本滞在中は秋田のショップにもちょくちょく顔を出す予定ですので、皆さまとお会いできるのを楽しみにしております!



2012年8月23日

8月中旬から友人と一緒に1週間ほどストックホルムに行ってきました。

今回の旅行の目的はヘムスロイド協会100周年のイベントとして行われていた手工芸の展示を見て回るためです。

スウェーデン各地の織や刺繍などの手工芸作品の歴史を紹介しながら、ワークショップの空間なども設けられ、伝統技術を次の世代に残そうとする、何か私たちの日々の生活に置きかえてもとても重要なメッセージが込められていたような気がしました。

ストックホルム滞在中はちょっとしたトラブルはありましたが、夏らしい天気にも恵まれ、楽しく過ごす事が出来ました。

なんだか想像していたよりも街が賑わっていると思ったら、ちょうど私たちが過ごした週はストックホルムのフェスティバル期間とぶつかっていたのです。
という訳で、街の数か所に舞台やテントなども設けられ、音楽やパフォーマンスも繰り広げられていました。

そして、運よく年に1度のブックマーケットにも遭遇!
ストックホルムのショッピングストリート沿いに延々と続く、見ているだけでも圧巻の長さのマーケットです。
数えきれないほどの古本屋が出店していた以外にも、作家たちも作品のPRをしていました。
両手に抱えきれないほどの本を握りしめ、それでもさらに黙々と探し続ける人も。
私も1冊だけ記念に購入。本当は分厚い画集も欲しかったのですが、さすがに旅先では荷物になりそうで諦めました。

あっという間に過ぎてしまった滞在でしたが、ストックホルムのエッセンスをぎゅっと凝縮させた充実した1週間でした。

ヘムスロイド協会100周年の様子はこちらから



2012年7月7日

今回の日記は秋田から。

6月中旬から日本に里帰りしていた私ですが、そろそろスウェーデンへ帰る日が近づいて来ました。

今はかなりの蒸し暑さですが、着いてしばらくの間は寒さのあまり母からジャケットを借りたりして過ごしていました。
その後は突然真夏日がやってきたりと、すっかり天気に振り回されてしまいました。

そんな中、秋田のお店では沢山のお客様たちと会い、楽しい会話とともにとても良い時間を過ごすことが出来ました。
親子でいらしてくれたお客様たちや、お庭に咲いた花をいただいたり、さらには採れたての野菜まで!!さまざまな「やさしさ」をかみしめながら、ふるさとである秋田を感じました。

また冬にみなさまとお会い出来るのを楽しみにしております。
ありがとうございました。



2012年6月7日

5月の下旬に突然夏のような天気をむかえたスウェーデンですが、現在はそれが気まぐれだったかのように一転して荒れた寒ーい毎日です。

街のほとんどの人がこの悪天候にガッカリと気を落としているなか、外にはやけに元気な若者たちがあふれています。そして皆白い帽子をかぶっているのです。

実はこの少年少女たちは高校の卒業生。
スウェーデン人って本当はこんなにどんちゃん騒ぎが好きなのかと思うほどの勢いで、歌いながら、叫びながら、踊りながら街中を闊歩しています。
時にちょとやりすぎでは・・・と思うほどの光景も目にしますが、まわりの大人たちも「今日くらいは」という大らかな気持ちで見守っているのでしょう。

さて、この喧噪と寒さを逃れるため・・・ではありませんが、私はもうすぐ日本行きです。
スウェーデンのエッセンスが感じられる商品達をカバンに詰めて持って行きますので、秋田のショップで皆様とお会いできるのを今から楽しみにしています。



2012年5月24日

昨日のスウェーデンの新聞の1面を飾ったのは小さなプリンセスの写真。
前日の5月22日はスウェーデン王太子ヴィクトリアの第一子であるプリンセス・エステルの洗礼式でした。

新聞には各国のロイヤルファミリーの華やかな姿や、洗礼式であくびをしたりする可愛らしいプリンセスの写真が多数掲載されていました。

この日プリンセスがまとっていた白くてふんわりとした洗礼用のドレスにはバレンシエンヌ・レースがふんだんに使われていたそうです。
このドレスが洗礼式に使われたのは今回が初めてではなく、彼女の曽祖父が1906年に着用したのが最初なのだそうです。

新聞記事には他にもゲストたちのファッションチェックや、セレモニーの知られざるルール?なども説明がされていて、なかなか興味深い内容でした。

そうそう、この日スウェーデン政府からプリンセスに贈られたギフトは本棚。
その中には子供用の本も200冊ほど収められていたそうです。

どんな本が含まれていたのかちょっとだけ気になるのは私だけでしょうか?



2012年4月8日

3月中は比較的穏やかな気候だったため、このまま本格的な春へ移行するのではと期待をしていましたが、4月に入ってからは雪まで降るような寒い日が続くスウェーデンです。

さて、北欧では現在イースター(復活祭)を迎えています。
クリスマスの次くらいに重要な行事のため、里帰りをする人も多く、ブティックなどは閉まっている所がほとんどです。
そのためひっそりとした街には物足りなそうな表情の観光客の姿がちらほら。
春に北欧旅行を計画している人はイースター期間は注意をした方がいいかもしれませんね。お土産を買う事すらままならないかも。

そんな中、スウェーデンの隣の国、デンマークの首都・コペンハーゲンでは比較的規模の大きなフリーマーケットが開催されていたため、友達数人と一緒に出かけてきました。
他にどこも開いていないせいか、マーケットは開始前から長蛇の列。みなさん早朝から気合が入りまくってます。

中はフリーマーケットというよりは、アンティークやコレクターアイテムを扱う業者が多かったようです。普段スウェーデンでは見かけないような物も多く、眺めているだけでも楽しかったです。

北欧はそろそろ花粉も気になる季節になってきました。
みなさまも外に出かける際などには気をつけて下さいね。



2012年2月14日

スウェーデンに戻って早くも1ヶ月が経過しました。

1月中は北欧にしては暖冬だった為、秋田で寒い年末年始を過ごした私はちょっと得をした気分に浸っていたのですが、だんだんと寒さが増してきて、結局今では一日中マイナス気温の「普通の冬」になってしまいました。

月曜日の朝はスウェーデン南部にしてはめずらしく雪が積もり、そのうえ霧もかかっていた為、外は全てが白く、ぼんやりとした景色。寒さのせいか人気もまばらで、なんだか自分が淡い色あいの絵画の中を彷徨っているような気分になりました。
まだまだ春は遠そうなスウェーデンです。

日本でもスウェーデンでも風邪が流行っているようですので、みなさまもどうぞお気をつけてお過ごし下さい。



2011年12月24日

今日はクリスマスイブ。
スウェーデン語ではJulaftonと言います。

現在、私は里帰り中のため秋田に居ます。
今年の秋田は雪の降る寒いクリスマスです。

ショップに置いてある古いクリスマスの手芸作品やテキスタイル等は全て私がスウェーデンで選んだものですが、その中に1点だけどうも見覚えのない作品が22日まで限定で飾られていました。

フレームに入ったトムテの刺繍タペストリー。いかにもスウェーデンのクリスマスらしい、二人のトムテが温かみのあるステッチで描かれた大変雰囲気の良い丁寧な作品でした。
「これは一体どこから?」とたずねたところ、私の父の友人で国際教養大学のD.ニルソン特任教授が貸して下さったとの事。
ニルソン教授はスウェーデン系アメリカ人であり、タペストリーは彼の祖母が1902年のクリスマスに作られたという事でした。
スウェーデンのクリスマス文化が海を渡ってアメリカにたどり着き、それが日本にまでやって来て、この先このトムテ達にはどんなストーリーが待っているのでしょう。

みなさまも楽しいクリスマスとお正月をお迎え下さい。
GOD JUL & GOTT NYTT AR!



2011年12月2日

12月に入り街の雰囲気もすっかりクリスマス一色。
今のところ雪は降っていませんが、そのかわりにストームによる停電や交通機関のマヒなど、実は荒れ放題の天気のスウェーデン南部です。

クリスマスまでのアドヴェント期間が始まった11月最後の日曜日には色々な催しが各地で開催の予定でしたが、この悪天候で中止になったそうです。せっかく街も華やかになって人々の気分も浮かれつつあったのに残念な限りですね。

私は天気が悪くなるちょっと前にマルメ市のLimhamnという地区で行われたコレクターズ・マーケットに行ってきました。
この季節に合わせてクリスマス雑貨を扱う業者もたくさん来ていて、古いボロボロのトムテ人形のコレクションや、アンティークのきれいなガラスオーナメントなどに目を奪われました。
このマーケットが開催された多目的ホールの入り口エリアには大きな絵織が飾ってあります。
これはスウェーデンの赤糸クリスマス刺繍でも有名なInga Palmgrenによるデザインの作品。
こんなに大きな絵織りは一体どのくらいの時間をかけて仕上げたのでしょう。
港を取り囲む街や人々の様子が描かれた素晴らしい作品です。

さて、私は今月中に日本に里帰りの予定です。日本の家族と一緒に「ほんのりスウェーデン風」のクリスマスを楽しもうかなと思っています。
ショップの方にもちょくちょく出る予定ですので、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。



2011年6月6日

信じられないでしょうが、現在スウェーデン・スコーネ地方は夏のような暑さです。異常気象でしょうか?

実は私、もうすぐ日本に里帰りです。スーツケースの梱包やらやるべき事は山ほどあるのに、日曜日は広場のマーケットに出かけてしまいました。
UV対策をせずに出かけてしまった私は大後悔。短時間で思いっきり日焼けが・・・。

もちろんこの天気のお陰でマーケットは大盛況。中古衣料や不用品ばかりで大した物はほとんどありませんが、日曜日は開いているお店も少ないせいか、みんなマーケットに散歩がてら集まってくるようです。

私がこのマーケットに通う理由。それはある「おばあちゃん」が居るからです。
隔週でマーケットに出ている可愛らしい雰囲気の彼女。置いている物は決して安くありませんが、人柄を感じさせるやさしい雰囲気の物を、いつも少しだけ持って来ているのです。
そして、私がマーケットに行くたびに声をかけてくれます。
どうもおばあちゃんと私はセンスが似ているようで、いつもちょっとした話で盛上がります。
私が自分の部屋に飾っているサンプラー、可愛いテーブルクロス、小さなガラス食器・・・ぜんぶおばあちゃんから買った大事な宝物です。

日本から帰って来たらまたマーケットで会いましょう、と再会を約束しました。

おばあちゃんから買ったものも少しだけ日本に持って行くつもりです。
ショップで皆様にお会いできるのを今から楽しみにしています。



2011年5月2日

イースター前後から春を祝うイベントが目白押しのスコーネ地方です。
週末には郊外の観光スポットで行われた春のフェスティバルに行ってきました。

品の良いガーデンがある大きなお屋敷で1800年代をテーマに、当時のドレスをまとった人たちも集まるという事です。
期待に胸をふくらませながら門をくぐりました。

エンパイア様式の建物の中はまさに小説や映画の世界。
お屋敷のサロンでは仕立ての良いクラシックなドレスやスーツをまとった紳士・淑女が優雅にお茶を飲みながら談笑したり、ピアノ演奏を堪能している姿が目の前で当たり前の光景のように繰り広げられているのです。

中には絵にかいたような金髪の「美青年」も居て、思わず一緒に行った友達と
「映画だったらここで身分の低いミステリアスな青年が現れて、この金髪紳士の恋人を奪っちゃうんだろうね。そして決闘が・・・」
なんて、そんなくだらない妄想を、(友達も私も日本語なのをいい事に)この美青年のすぐ近くで話していました・・・・。

まさにタイムマシンで時代をさかのぼったような気分の1日でした。



2011年1月17日

このページのタイトルは「スウェーデン日記」なのですが、今回は例外。
今年最初の日記は寒い寒ーい秋田から。

目の前に広がるのは真っ白い世界。
雪の降る日にお店の窓から見える景色はとても綺麗です。
通りの向こうの公園が雪化粧をしてまさに幻想的なのです。

そんな秋田での小さな沢山の思い出と一緒にスウェーデンに帰る日が近づいてきました。

私の秋田滞在中にはご来店くださったお客様たちと楽しい時間を過ごす事が出来ました。またお会い出来る日を心より楽しみにしております。



2010年12月7日

スウェーデン南部は例年よりもかなり厳しい本格的な冬を迎えています。
雪のクリスマスは雰囲気があり綺麗なのですが、この寒さだけはどうにかしてほしい!

さて、週末にスコーネの一番大きな街マルメでイベントがありました。ふたつの新しい駅が開通したのです。

写真の「ガラスのかまくら」風の建物が新しい駅の入り口です。今週いっぱいは1日数時間だけ、短距離間のみ試験運転期間ということで、私も新しいもの好きな北欧人にまざって早速乗ってきました。
駅の中や外でもミニ・コンサートなどが開かれ、お祭りムードを盛り上げています。
サービスのクリスマスのホットワインやジンジャークッキーまで配られていました。

12日からはデンマーク行きの電車も運行するため、スウェーデンからの移動時間が大幅に短縮される事に。
そして、私ももうすぐその電車に乗ってコペンハーゲンの飛行場に行きます。
日本へ里帰りです。ちゃんと問題なく飛行場まで到着するといいのですが。

吟味して選んだ商品と一緒にスウェーデンの「風」もカバンに詰めて持っていけたらいいのに。
いつもの如く秋田のショップの方にも顔を出していますので、お近くにお越しの際はぜひ遊びにいらして下さいね。



2010年11月8日

すっかり寒くて暗い毎日になってしまったスウェーデンですが、そのかわり本格的にクリスマスの予感を感じさせる季節になりました。

レストランではクリスマス・ディナーの予約を取り始め、スーパーなどではジンジャークッキーをはじめとするクリスマス用の食材が並び始めています。

週末にコペンハーゲンへ遊びに行った時もデパートにクリスマスのコーナーが設けられていました。
クリスマスの赤をメインに、そして所々に散りばめられたキラキラと輝くオーナメント。冬の物悲しい雰囲気をかき消すような華やかさです。

コペンハーゲンでは街の中心部に位置するクラシックな外観のギャラリーへ行き、コンテンポラリー・アートの展示を見てきました。最近リニューアル・オープンしたばかりで、まだ建物は改装の途中みたいでしたが、古い内装と難解な作品たちがわりとすんなりマッチしていた点も面白かったです。

その後、久しぶりに再会した友人達と楽しい食事をして、そろそろ帰る時間という事でコペンハーゲンの中央駅に向かおうとしたところ、なんだか周辺が騒がしい。
ビール会社の車がお祭り騒ぎのようノリで停車し、一瞬で人だかりが!
この日がクリスマス・ビールの解禁日だったそうで、車の中から出てきたスタッフが無料のビールを振舞っていました。
但し、外で配ってはいけないらしく、みんなどんちゃん騒ぎの一行に付いて行き、近くのパブで可愛いクリスマス仕様のラベルがついたビールをもらっていました。

思わずデンマークの風物詩?で終了した楽しい一日でした。



2010年10月2日

早いものでもう10月。スウェーデンの冬はすぐそこまで来ています。
そうです。あの暗くて長い冬がやって来るのです。

9月最後の日の朝、「今日は何℃くらいになるのかしら」と新聞をパラパラめくっていると、ひとつの記事が目に飛び込んできました。

「今日が50オーレ硬貨を使える最後のチャンス」
ユーロを導入していないスウェーデンの通貨はクローナ。
現在、1スウェーデン・クローナは約13円ですが、その下のオーレのコインが9月30日で使えなくなってしまいました。さようなら、オーレ。

スウェーデンでオーレという単位が導入されたのは488年前。そして今回廃止となった50オーレ(0.5クローナ)は1857年から続いていたそうです。ちなみに50オーレのコインが今のデザインになったのは1992年。

9月30日以降は銀行に持って行くと取り替えてもらえるそうですが、お店ではもう受け取ってもらえないそうですから、あわててお財布の中を調べたところ4枚の50オーレが。
これだけだったらもう記念に取っておいたほうがいいかも。

ところで、スウェーデンの20クローネ紙幣には「ニルスの不思議な旅」が印刷されているんですよ。可愛いデザインなので、これはずっと続けてほしいなあ・・・。



2010年8月8日


日本から帰って来てちょうど1ヶ月が過ぎました。
もうすっかりいつもの通りの生活をしているの私に、ただ一つだけ問題が・・・。

通常、1ヶ月に一度程度の割合で新着の商品を加えてホームページを更新しているのですが、最後の更新は私が日本に居た6月の終わり・・・。

実はスウェーデンから送った商品たちが今のところ「迷子」になっているようなのです。
帰ってきてすぐに発送したので、もうずいぶん前に届いているハズなのに、どうも今回は様子がおかしい。

最初のうちは、「きっとスウェーデン郵便局は夏休み期間による人不足で遅れているのかな?」なんて呑気に構えていたのですが、一向に届く気配はナシ。一緒に日本の家族宛に送った荷物もやはり届いていない。

しょうがないので、郵便局へ送付票の控えを持って行ってみたところ、「スウェーデンからはかなり前に発送されていますが、その後の記録がありません。カスタマーサービスで申告をしてさらなる調査をしてもらった方がよさそうです。」という回答が来てしまいました。

今までも時間がかかる事はあったけれど、紛失した事はありませんでした。到着を楽しみにしてくれているお客様もいらっしゃるので一刻も早く届く事を願うばかりですが、とりあえず気持ちを切り替えて次の発送の準備に取り掛かっているところです。

さて、帰って来てすぐのスウェーデンはありえない程の猛暑でしたが、今は少し落ち着いて、北欧らしい過ごしやすい夏の気候です。
先日、ヘルシンボリという街に出かけた時、図書館の前の公園の木からぶら下がったブランコのようなイスを見かけました。
天気の良い日にこんな所で読書をしたら気持ち良さそうですね。

という訳で、次の商品の入荷までは少し時間がかかってしまいそうですが、もうちょっとお待ち下さいね。
「迷子」の荷物もいつか無事に届きますように・・・。



2010年5月30日

スウェーデンでは春に大掃除をするのがお決まり(?)です。

そんな訳で今の時期、週末はあちこちでガレージセールが開かれます。
新聞に広告を載せる人も居れば、スーパーなどの掲示板にお知らせを貼る人、手作りのポスターなど、宣伝の仕方も色々。

もちろん、基本的に不用品ですから行く方もあまり期待をしてはいけません。だいたい洋服、オモチャ、本などがメインです。
でも、それだけに面白さもあるのです。やりかけの手芸品とか、旅行先で集めたと思われる土産品の数々、切手やコインなどのコレクション、そして売っている人の人柄が現れるようなグッズが置いてあったりするので「ああ、この人ってきっと×××なんだろうなあ」なんて想像しながら色々と見てまわるのです。

今日も街の中心部の一角でガレージセールがあったので行って見ました。
残念ながら収穫はまったくありませんでしたが、日曜日の人もまばらな静かな街並みをエンジョイしてきました。
この周辺は古い住宅が残っていて大変雰囲気が良く、デザイン会社やギャラリーなどが多いエリアでもあります。

さて、もう5月も終わり。そしてワタクシは6月に日本行きです。
古き良きスウェーデンの雰囲気を感じさせるモノたちを日本に持っていけたらと思っています。
秋田のショップにもちょくちょく顔を出しますので、お近くにお住まいの方はぜひ遊びにいらして下さいね。



2010年2月25日


毎年2月末に行われるスウェーデンの一大イベント。
それは「BOKREA」本のバーゲンです!

だいたいどこの本屋でもバーゲン用の本のカタログを事前に用意しています。
数シーズン前のベストセラーが多いのですが、なかなか立派な本も多く含まれているので、チェックする価値は大アリです。

今回私はアート系のタイトルが充実している本屋でスウェーデンのジュエリー・デザイナーであるTorunの本を見つけることが出来ました。ちょうど彼女のデザインによるシンプルなリングを自分用に買ったばかりだったので、とても良いタイミング。
以前にスウェーデンのテレビ局が製作した彼女のドキュメンタリーに大変感動した私ですが、この本も彼女の斬新かつ洗練されたセンスと、ドラマチックな人生にスポットをあてた充実の内容です。

人気のタイトルや、もともと在庫の少ない本など、すぐに売り切れてしまうので、お目当ての本にたどり着くのもなかなか必死です。
普段はひっそりとした本屋もバーゲン初日の今日はまさに狂乱。

私も朝から何軒も本屋をはしごしたので、何となく疲れちゃいました。



2009年12月8日

前回の日記を書いた数日後にインフルエンザのワクチン接種に行ってきました。

受付開始時間ちょうどくらいに医療センターに到着。既に100人以上の行列です。
でも30分くらいで順番がまわってきました。早い!
接種後の数日間は肩に筋肉痛のような感覚がありましたが、噂されていたように熱があがったりはしなかったのでホッ。

これで安心してクリスマスとお正月が迎えられそうです。
そうなんです!今年も年末年始を日本で過ごすことにしました。今は日本に持って行く商品を色々と吟味している最中です。
何か面白い物があればとコレクターズ・マーケットにまで足をのばしてみました。

うーん・・・・・。なんだか雰囲気が違いました。すごくマニアックな空間。
切手とかコインの業者が多かったのですが、何に使うかわからないガラクタの山にまで人がたかっていました。(しかもそういう訳のわからない物ほど高額!?)
世の中には色々なコレクターが居るということで、ある意味良い発見だったかも。

完全に場違いな環境の中で必死に探して見つけた物のひとつがピューター製の「ニルスの不思議な旅」のペンダントヘッド。とぼけた雰囲気でなんだか可愛いのです。

ニルスと一緒にお店の方にもちょくちょく出る予定ですので、どうぞお近くにお住まいの方は遊びにいらしてくださいね。



2009年11月24日

ここの所、ただでさえ日照時間が短い上に悪天候のダブルパンチ。1日中暗い日ばかり続いているスウェーデンです。

クリスマスまであと1ヶ月。あちこちで手作りマーケットが開催されています。
これらは教会がチャリティ目的で主催する場合が多く、そのため働く人も全てボランティア。
ハンドメイドのクリスマス飾りや、手作りのジンジャー・クッキーやジャム、マスタードなどが買えるアットホームなイベントです。

それにしても沢山集まった人たちの中にはずいぶん風邪を引いている人も多いようです。もちろんスウェーデン人はマスクをしている人などゼロ。まわりでゴホゴホしている人が居るとちょっとドキドキします。

実は私は今週インフルエンザのワクチン接種に行く予定です。
とうとう私にも順番がまわってきたのです。(もちろん強制的ではありません)
この話を隣国デンマークのコペンハーゲンに住む友人達に話したところ、みんなにはまだそんな通知は来ていないということで驚いていました。
ワクチンの効き目は絶対的ではないとか、副作用でかえって具合が悪くなるとか色々とウワサばかりが耳に入ってきますが、自分ばかりでなく感染拡大を防ぐためにもやっぱり必要かなと思っています。

でも、本当はまだ迷っているんですけど・・・。



2009年10月21日

いつの間にか秋を通り越して冬のような天気。とにかく寒いスウェーデンです。

先日、イッタラショップに今年のクリスマス版ムーミンマグカップを買いに行きました。すると何という事か!新しい白黒のシリーズまで出ているんですね。
どっちにするか迷った挙句、お店のお兄さんに「でも両方欲しいんでしょ?」とあっさり心の中を読まれてしまいました。

白黒のほうはシリーズで色々な食器が出ています。でも、すでにムーミンマグカップを30個以上揃えてしまったワタクシは新しいシリーズにまで手を出すのはやめておいたほうがよさそうです。マグカップだけでガマン、ガマン。

さて話は変わって、私の住むスウェーデン南部には世界で「2番目」に大きなイケアが本日オープンします。ちなみに一番大きいのはストックホルムだそうです。
でも、宣伝によると「世界でいちばんグリーンなイケア」らしいです。
環境に優しいをテーマに新しい店舗ではカーボンニュートラルを採用し、ハイブリッド車などのエコカーにはVIPパーキングを提供、他にもリサイクルなど。
イケアのような大企業が環境問題に取り組む事によりきっと人々の関心を集めることでしょう。

私も普段の生活の中で取り組めるエコについてもう少し真面目に考えてみようと思います。



2009年7月26日


日本から戻って早くも2週間が経過しました。

スウェーデンの天気はいまいちですが、どうせ短い夏。いまのうちにエンジョイしておいた方が賢明ですね。

この週末はマルメ市で小規模なフェスティバルが開催されています。
街のはずれに位置し、エスニックな食材やレストランが多く並んでいるせいか、ちょっとボヘミアンな雰囲気漂うエリア。
ここはいろいろな人種が入り乱れ、若いアーティストやミュージシャンなどのクリエイティブな人たちもたくさん住んでいます。
この街の住人たちがメインになって数年前から行われているフェスティバル。よくある企業がらみの催しとは違い、人のつながりが肌で感じられる面白さがあります。
南米やアフリカなどのエネルギッシュな音楽が流れ、そこら中にスパイシーな食べ物の匂いが充満しています。思わずここは本当にスウェーデン?って疑ってしまうほどです。

私が個人的に好きなのは若いデザイナーたちの作品が並んでいるマーケットのセクション。
古いテキスタイルを使ったリメイクの洋服や、アクセサリーなどに目を奪われます。
今回特に良いと思ったのは、プリント生地を使ったバッグを売るお姉さんの作品たち。
自分で染めたプリント生地を使っているそうです。デザインもすごく素敵でした。
あまりにも可愛いのでポーチを買ってきました。本当はもっといろいろ欲しかったんですけど。
(今、これを書きながらもフェスティバルに戻って買いにいっちゃおうかなと思ってたり・・・)

スウェーデンの若者の内に秘めたパワーを感じることのできる手作り感あふれるフェスティバルなのでした。



2009年6月2日

先週は凍えるような寒さの日が続いていたと言うのに、ここ数日は真夏のような天気です。

街の人もいっきに夏の装いに様変わり。
今年は可愛い花柄のサンドレスを来た女の子達が目立ちます。

フラワープリントも可愛いけど、広場のフラワーマーケットに並んだ色とりどりの花たちの華やかさにはかないません。
春になり、だんだん暖かくなって種類も増えてきたカラフルな花たち。どんなに忙しくてもつい立ち止まって見とれてしまうほどの可愛らしさです。

さて、私はもうすぐ日本に里帰りです。
ふるさとのお気に入りの公園でも花が綺麗に咲いていることでしょう。今から楽しみです。
そして、ショップの方にもちょくちょく顔を出す予定ですので、お近くにお住まいの方はぜひ遊びにいらしてくださいね。お会いできるのを楽しみにしています。



2009年5月11日

5月に入ってなんとなく寒さが戻って来てしまったスウェーデンですが、この週末は明るくて穏やかな天気となりました。

実は1週間ほどロンドンに行ってきました。とは言っても街に行ったのは美術館めぐりに費やした1日のみ。
あとは郊外に住むお友達の家に滞在させてもらい、のんびりとその周辺を探索しました。

お友達に美味しいフィッシュ&チップスのお店があるということで連れて行ってもらったチームという街。景色の良いとても落ち着いた雰囲気の所です。ちょうどパーキングをした場所の向かいにパブがあり、友人はそこを指差し「知ってる?ローリング・ストーンズが初めて演奏をしたのがこのパブなの」と教えてくれました。
あの大スターの歴史がこんな静かな街から始まったとは。ちょっと意外でした。

お友達が忙しい中あちこち案内してくれたので、すごく充実感のある滞在になりました。
・・・なんて思い出に浸るのはいいけど、まだスーツケースが出しっぱなし。
しょうがない、そろそろ片付けなきゃ。



2009年4月10日

スウェーデンはイースターを迎えています。
どこに行ってもパステルカラーの卵やウサギ、羽などで可愛らしく飾りつけがされています。

さらに今年は街の広場に巨大なタマゴが登場!
実はこれ、地元のおよそ700人の小学生達から募集したイースター・エッグのデザインから選ばれたものなのです。
どれも子供らしくて可愛い、元気あふれるエッグです。

イースターのおとずれと共に急に好天気となったスウェーデン。広場に集まったチビッコ達はさっそく巨大なタマゴによじのぼり大喜びです。

スウェーデンのイースターでは子供達は駄菓子をいっぱい詰め込んだタマゴ型のボックスをもらいます。この大きなタマゴにはきっと子供達の夢がいっぱい詰まっているかもしれませんね。



2009年2月26日

昨日の新聞のトップを飾ったのはスウェーデン王太子であるプリンセス・ヴィクトリアの婚約発表の記事。

お相手はスポーツジムを経営する男性。7年間の交際を経てこの日に至った訳ですが、プリンセスと一般人という組み合わせのため、今回の婚約には国王や政府の許可を必要としたとの事です。
実はプリンセスの母親である王妃シルヴィアもドイツ出身のもと一般人女性です。

現国王のおじにあたるSigvard Bernadotteはスウェーデン王室の二番目の王子として生まれましたが、1934年に一般人女性と結婚した為に王子のタイトルを剥奪されました。
ジョージ・ジェンセンやニルスヨハンのデザイナーとして大変な成功を収めた彼ですが、元王子としてのプライドや思い入れが相当強かったのでしょう。生涯を通じてタイトルの復活を望んでいたそうです。
今は昔と違ってロイヤルファミリーもずいぶんと開かれてきたようですね。

ここのところスウェーデンも世界金融危機の影響で全く明るい話題が無かっただけに、今回の出来事は絶妙のタイミングでした。
これによる経済効果もかなり見込まれていて、観光客の増加、記念&便乗グッズの他にも、来年の挙式の放映に備えてテレビなどの売り上げも期待できそうということです。

二人の幸せがスウェーデンにとっても良い影響をもたらしてくれるといいですね。



2008年12月1日

日曜日から本格的なクリスマス期間に突入したスウェーデン。

クリスマス商戦も始まりました。
スウェーデンもやはり不景気の影響でしょうか、今から割引などで集客を狙っているお店が多いようです。
街にはハンドクラフトのクリスマスグッズを扱う小屋もたくさん並び、ハンドメイドのトムテ人形や手編みのセーターなど、可愛らしい物があちこちで売られていました。

私も本屋で画集を買ってクリスマス用のラッピングをしてもらったのはいいのですが、あまりに雑な包装で・・・。自分でやり直すべきかちょっと悩んでいます。でも、一生懸命包んでくれてたし・・・。
もし北欧のお店に手先の器用な日本の店員さんとかがいたらとても重宝されると思います。

さて、何故ワタクシが早々とクリスマスプレゼントを買い集めたりしているのか。実は12月の中旬には日本に帰るからなのです。と言うわけで普段スウェーデンでお世話になっている人たちには早めにプレゼントを渡しておく必要があるのでした。

今回もスーツケースに「お気に入り」を詰めて行きますので、どうぞお近くにお住まいの方はショップの方に遊びにいらして下さいね。

GOD JUL!



2008年11月17日

スウェーデンは先月末から冬時間に突入しました。
それと合わせるかのように気温も一段と低くなり、11月に入ってからはぐずついた天気の日々が続いています。

そんな悪天候にもめげずに近場の観光をしてきました。隣国デンマークの首都コペンハーゲンに住む友人が遊びに来ていたからです。

ルンドの大聖堂やマルメ城などをはじめとするお約束のスポットをまわりました。
実は17世紀半ばまでここスウェーデン南部はデンマーク領としてそれなりに繁栄していた為に古い教会やお屋敷の中には中世デンマークの建築様式も多いのです。

日本のガイドブックなどを見る限りではスウェーデン南部の情報がとても少ないようですね。
大都市のような華やかさはありませんが、なかなか見所満載の興味深いエリアです。

・・・これで冬がもうちょっとだけ短かったら言う事ないんだけどなぁ。



2008年9月15日

週末は久しぶりの晴れとなったスウェーデン南部。
晴れと言っても気温は低く、手袋が欲しくなる時もあるほど。
秋なんかもうとっくにやって来ています。悲しい・・・。

せっかく太陽が出ているうちにと散歩に出かけたついでに図書館に寄ってみました。
この図書館、1997年にデンマークの建築家ヘニング・ラーセンにより設計された大変モダンで解放感のある建物です。
隣接するクラシックな旧館とのコントラストも独特なのですが、果たしてそれがいいのか悪いのかはちょっと私にはわかりません・・・。
図書館の向い側には古いお城や風車のある美しい公園があり、借りた本を芝生の上でゆっくりと読んだりするのも良い感じですね。さすがに今は風が冷たくてそんな気にはなりませんでしたけど。

帰り道、図書館から歩いてほんの少しの距離に素敵なアンティーク屋さんがあります。
ディスプレイに遊び心があり、食器やガラスが今にも動き出しそうな雰囲気なのです。
聞くところによるとオーナーは過去に花屋で働いていたとかで、フラワー・アレンジの経験がディスプレイに生かされているそうです。なるほど、納得。

外から帰って来て少し体が冷えてしまったので借りてきた本を読みながらお茶にしました。
ふと窓の外を見ると外がうっすらと暗く、日照時間が短くなってきたのを実感させられます。
北欧の長くて暗い季節、もうすぐやって来るみたいです。



2008年6月1日

5月最後の土曜日は朝からとても天気の良い日でした。
陽射しもとても強かった為、ちゃんと帽子をかぶって外出。
本のマーケットというのに行ってみたのです。

街の中心に流れるカナル沿いにテーブルがずらっと並び、そこで行われるという「街で一番長いブックマーケット」。
朝11時スタートとのハズが、5分前に着いたらすでに始まってました。反則ですよぉ、そりゃ。

かなりの数の古本屋さん達も参加していました。さすが本の並べ方が上手で見やすい。しかしその分お値段もそれなり。
一般参加の人たちは「どれでも一冊××クローネ」みたいな感じが多かったです。
古本を売る人以外にも、自費出版の詩集を売る人や、作家の人達が自分の本を並べてプロモーションをしていたり、なかなか面白いイベントでした。

ちなみに私はムーミンの「さびしがりやのクニット」を買いました。
トーベ・ヤンソンのカラフルな絵が素敵で前から欲しいと思っていたのです。嬉しいな。
そう言えば、先日のガラクタマーケットではスナフキンのブローチを見つけたし、先週は新作のムーミンマグカップを3種類も買ってしまい、何故かムーミンに縁のある今日この頃です。

さて話は変わりますが、私は6月の中旬に日本に里帰りすることになりました。
ショップの方で直接みなさまとお話できるのを今から楽しみにしております。
入荷の方もいつもより少し多めとなる予定ですので、お近くにお住まいの方はぜひ遊びにいらしてくださいね。



2008年5月19日

5月になった途端にスウェーデンは初夏のような天気が続いていたのです。
週末はそれが夢だったのではと思わせるほど気温が下がり、手袋が欲しくなるほどの寒さでした。

外は寒くても陽射しは強かったので、街の中心部で開催されるマーケットに行ってみました。
想像以上にすごい人。人の多さに酔ってしまうほどです。
ここで扱われているのは基本的に人が要らなくなったモノ。要するにガラクタです。
圧倒的に洋服が多く、それも思いっきり着古したものばかり。他にはCDや書籍、かなーりボロボロの食器類などはまだマシな方で、使用済みの口紅なんて誰が欲しいのだろう・・・と首をかしげたくなる物もかなり多かったり。

こういう場所では期待をせずに散歩がわりに見るのがベストです。今回私が見つけたのは、木製のスナフキンさんのブローチ。なんか手作りっぽくてすごく可愛い!スナフキンファンの私の友人にあげちゃおうと思って購入しました。

だいたい何でも安いのですが、こういう場所ではおつりを用意していない人も多いのです。紙幣で支払いをしようとすると拒否されちゃったりするので要注意。
マーケットへはちゃんと小銭を持って出かけましょう。



2008年4月12日

スウェーデンの激安アパレル・メーカーであるH&Mが今年から日本に進出するそうですね。
最近のH&Mと言えば、有名デザイナーやセレブとコラボする限定ラインが大人気です。

あまり一流ブランドに興味の無いワタクシも今回の企画だけはかなり気になっていました。
なんとマリメッコです。
もうこれはチェックしなければ!
・・・なんて前々から思っていたハズなのにすっかり忘れてしまい、友人に「そう言えば、H&Mでマリメッコ売り出したみたいだよね?どうだった?」と言われ、大ショック。大慌てでH&Mのショッピングサイトへ。
既に完売となっている洋服もちらほら。本当はお店で実物を見て確かめたかったのですが、思い切って何点か購入してしまいました。
なんたって本家と比べ物にならない安さですから。

そして翌日、ウチの近所のH&Mの店舗に行った所、サイトで売り切れていたワンピースが1枚だけ、しかも私のサイズじゃないですか。これは買うしかない。
結局、ここでも数点購入・・・。
生地や縫製がどうしても比較するとお粗末なのですが、普段買っているマリメッコのワンピース1枚の値段でかなりのアイテムが手に入ってしまいました。

このH&Mのコラボ企画、毎回すごい話題性の割には実際着て街を歩いている人はそれほど見かけないような気がします。

つい話題性に踊らされた自分に反省しつつも、なんとなく嬉しい気分にも浸っているのでした。



2007年12月7日

12月に入り、スウェーデンはクリスマス・モードの真っ盛り。

ショッピング通りにはイルミネーションが光り、そこに並んだ屋台では手作りのクリスマス・グッズや、ちょっとしたプレゼントになりそうなクラフト品が売られています。
クリスマスの独特な飲み物グロッグやドーナツなどを売る屋台もあるので、買い物に疲れたらちょっと休憩もいいですね。

広場には大きなクリスマス・ツリーはもちろんのこと、スケートリンクや小さな回転木馬も設置され、クリスマスを待ちきれない子供たちが大はしゃぎしています。
1ヶ所やけに子供たちが大騒ぎしているテントがあると思い中をのぞいてみると、何とサンタさんが椅子に座って子供とお話をしていました。
クリスマスに何が欲しいかお願いしているのでしょう。
しかし、日本のいかにも!な付け髭サンタと違い、こちらは絵に描いたような立派なサンタクロースですから、小さい子供は本物と思っちゃいますよね。

さて、ほんわかムードのスウェーデンのクリスマスはもうすぐなのですが、私はこの年末年始は日本で過ごすことにしました。
という訳で何を持って行くかけっこう真剣に悩んでいるところです。
秋田のショップで皆様とお会いできるのも楽しみにしていますね!

GOD JUL!



2007年11月20日

最近、本当に朝が暗くて目覚めが悪い毎日です。
日照時間の短さを実感します。

夕方4時頃、すっかり暗くなった街を歩きながら、いつものように近所のアンティーク屋さんに寄ってみると、
「週末はコペンハーゲンのマーケットに行ってたでしょう?」
と突然聞かれました。

まさにその通り。デンマークに住む友人からコペンハーゲンで巨大なマーケットがあるから行きましょう、と誘われていたのでワクワクしながら行ってきたのです。
オープン開始前の行列に加わるのが億劫なので、1時間後に会場で待ち合わせ。
ちょこっと早く着いたので中に入って待とうと思ったら、引っ切り無しにやって来る、あまりの人の多さに愕然としました。
もちろん、中で出店してる数もハンパじゃありませんでした。ほとんどがプロの業者なので、フリマというよりはアンティーク&コレクターズっぽいイメージです。

「いやあ、ボクが色々買い物し終わって、会場でお茶をしていた所でキミを見かけたんだよ。何かいいもの見つかった?」
そりゃ、アナタのような人が朝イチで物色した後ですから、すごい掘り出し物が見つかる訳は無いでしょう。
とにかく、途中で目がショボショボしてくるくらい物であふれていて、果てしなく続くマーケットでしたが、早々に切り上げて街に繰り出し、優雅にブランチなどをして楽しく過ごしました。

街もすっかりクリスマスを迎える準備ができているようで、ショーウィンドウも可愛らしく飾られた所ばかり。
これから外はますます暗さを増しますが、そのかわりにクリスマスに向けて街は綺麗に輝いていくことでしょう。



2007年10月25日

そろそろ本格的な寒さを感じる最近のスウェーデンです。

そんな中寒さが苦手な友人が冬が来る前に・・・と訪ねて来ていました。
北欧特集が組まれた日本の雑誌を何冊も持って期待に胸をふくらませていたようです。

彼女の滞在中には一緒にコペンハーゲンなどにも行ったりしたのですが、自分では普段行かないような場所もまわったりしたので、思いがけず新しいお店や今まで気がつかなかったスポットなどを発見してちょっと得をした気分になりました。

どこに行ったか覚えていないくらいたくさんのショップ巡りをしたのですが、雑貨屋さんやデパートには早くもクリスマスのコーナーが!
可愛いオーナメントやキャンドルスタンドなど、クリスマスじゃなくても飾っておきたいくらいキュートなアイテムに心を奪われてしまいました。

そして友人は何とフィンランドのサンタクロース村にまで行ってきました。
そこからお友達や家族の人宛てに「クリスマスにサンタさんから届く手紙」を送って来たそうで、わざわざ遠いフィンランドから送られてくるお手紙なんて夢がありますよね。

寒い北欧で温かい思い出づくり、できたかしら?



2007年9月27日

今年は夏の後半がすでに秋のような寒い毎日だったスウェーデン。
9月の方が夏よりもマシな天気のような気がします。

ここ数日のお天気はなんとも言えない、雨が降ったり晴れたりの繰り返し。
「お日様、がんばって」と願いながら、ちょっと郊外に位置するお屋敷にお友達と行ってきました。
そこで行われていたカーリン・ラーション(ラーソン)の展示を見るためです。

カーリンはスウェーデンの有名な画家、カール・ラーションの妻でした。もともと裕福な家庭に育った彼女は絵を学ぶためにパリへ。そこで知り合ったカールと結婚し、画家になることは完全に諦めてしまったようです。
しかし、そんな彼女の類まれなるセンスにスポットをあてたのが今回の催し。
彼女が作った手芸品、デザインを手がけた家具などが当時の様子で展示されていたのですが、本当に100年以上前に作ったとは思えない程シンプルで美しく、そしてモダンなデザインばかりでした。
まさにカール・ラーションの独特な絵の世界そのもの。

隣接する可愛いカフェでカーリン直伝?レシピによるスープでランチをした後は、お屋敷の敷地内をお散歩。
綺麗に手入れが行き届いた庭には花や、ハーブ、野菜などが植えられていました。
良い気持ちで歩いていると突然ガサゴソと音がするので、何かと思ったら何と小さな野ウサギ。
葉野菜などで食事中だったようです。ゴメンナサイ、邪魔しちゃって。

それにしても、ウサギちゃん、食べ放題で太らないようにしてね。



2007年7月30日

私にとって南スウェーデンの夏のハイライトである毎年恒例の
アンティーク市が週末にヘルシンボリで開催されました。

今年は1970年代にフィンランドで誕生した当時の未来的ハウス、「VENTURO」まで販売されるとあって、ずっと楽しみにしていたのです。

会場に着き、ワクワクしながらウワサのVENTUROがどこに展示されているか探しまくったのですが、結局見つからず。
そんなことをしているうちに、とあるアンティーク屋さんのブースがVENTUROのフィルムを流しているのを見つけました。
「あのー、これってどこに展示されてるんですか?」と訊ねたところ・・・「会場には持ってきていません」と、見事にワタシの夢は打ち砕かれました。ホンモノ見たかったなぁ・・・。

しかし、数百年前のアンティークからついこの間まで使っていたような懐かしグッズまで、本当にアンティークには色々なスタイルがあるもので、それぞれのショップが自分たちのブースを個性的に演出して雰囲気を作り上げていました。

ずっと続いている格調高いイベントだけあり、本当に欲しいと思う物は手が出ないくらいの値段でしたが、本物を見られる喜びで十分満足出来るイベントでした。



2007年6月5日

この季節、よく晴れた南スウェーデンには心がやすらぐ景色がそこら中にあふれています。

満開の花の美しさや匂い、人々の笑顔、長い一日を堪能できるとても幸せな時期です。

そんな「幸せ」が凝縮されたようなカフェに行ってきました。
ヘルシンボリのちょっと先、スコーネの北西部にあるのんびりしたエリアにひっそりとたたずむ「Flickorna Lundgren」。

1732年に建てられたという古い民家の中にお菓子作りの好きな姉妹がオープンしたカフェ。そこでは当時のスウェーデン王もこよなく愛したという手作りのお菓子たちが味わえます。
カフェで使われる食器はローストランドのグリーン・アナ(Gron Anna)。白地に緑色の可憐でシンプルな花模様の昔からの定番シリーズです。
観光客も次々とやってくるので、手作りの美味しいお菓子たちは飛ぶように売れていました。

ところで、HPの管理人であるワタクシは6月の中旬すぎに日本に里帰りいたします。
いつものようにスウェーデンからスーツケースにいっぱい「夢」を詰めて行きますので、秋田のショップで皆様にお会い出来るのを今から楽しみにしております。



2007年5月9日

例年よりも春が一足早く訪れた南スウェーデン。鮮やかな黄色で埋め尽くされた菜の花畑、色とりどりに咲き乱れる満開の花に思わず感動の日々です。

そんな美しい景色を満喫しながら田舎町にある小さなヘムスロイド製作所に行ってきました。
ここで週に何度かコースとして行われる伝統的な織物やウール刺繍の作品を一般公開していたのです。

展示されている作品のすばらしさももちろんですが、実際に作るプロセスなどを聞いたところ、もう本当に気の遠くなるような作業の連続で、手芸の奥の深さを改めて認識しました。

なんだかここの空間だけ時間が逆戻りしたよう北欧カントリーな雰囲気も居心地が良くて、とても印象的な展示でした。



2007年4月5日

今年は春の訪れが例年より早く、しかも3月の末くらいから快晴の日が続いています。

気の早い人々は早速カフェの外に並んだテーブルで優雅にお茶などしているのですが、それでもやっぱり風は冷たいのです。
備えつけの毛布にしっかりくるまっている人達の姿に哀愁を感じてしまいます・・・。

話は変わりますが、街にはフィンランド・デザインを専門に扱う素敵なセレクトショップがあるのですが、この度30周年をむかえるそうです。そこでデザインセンターにてフィンランドのメーカーの生活雑貨、家具、食器などを期間限定で展示しています。
もちろん元のデザインが良いせいもあるでしょうが、スペースを有効的に用いたすっきりとした構成で、商品それぞれの個性が良い意味で際立っていました。
会場に何点か飾られていたドレスもシンプルながらファブリックの個性が生かされたラインが印象的でした。

ドレスと言えば、先日マリメッコの新柄の洋服を買ったときに、「洗濯をする際には表示に書かれている通りの温度で洗ってください。そうじゃないと色落ちの原因になります。」とアドバイスをされました。低い温度で洗えばいいという訳ではないとの事です。
そうだったのか・・・。大ざっぱなワタシは今まで「綿だから洗っちゃえー」とお気に入りのバッグ等を何点かダメにしているのです・・・。

みなさんもハンドプリント商品などのお手入れの際は気をつけましょう。
せっかくの出会ったお気に入りのデザインですから長く使えるように心がけたいですよね。



2007年3月1日

ここの所、色々な意味で気が重くなるような出来事が続いていました。

そんな時はどうしても考えが暗くなりがちですよね。
とにかく新鮮な空気でも吸って気分を入れ替えようと早い時間から街に出かけました。
まずはいつもの様にアンティーク屋さんのチェックから。

そこで一目ぼれしたエンジェルの刺繍入りの布。ちょっと値段は高かったし、ほつれや汚れがあったのですが、それがある意味、やさしい柄の中に長い間生き延びてきたタフな力強さを感じさせ、ほとんど運命的に即購入。

そして帰り道、気になっているパン屋さんが開いていたので入ってみました。いつも閉まっていたのですが、それも納得。ものすごい混んでいてすぐ売り切れてしまうみたいです。
それにしても古い壁紙や、カントリー・テイストのさりげない内装。ここの飾り気の無いゴロンとしたパン達によく合います。
やさしそうなおじさんが一人一人に声をかけながらパンを売っています。もちろんおじさんオススメのパンはとびきりの美味しさでした。これでは流行るのも当然ですね。

こんな普通の出来事に少し癒された気がします。外に出かけて「小さな喜び」を拾うのが大好きな管理人なのでした。



2007年2月14日

この冬は何とスウェーデンも暖冬です。
さすがに北欧の2月ですから、たまにマイナスの気温になることもありますが、例年と比べると天地の差と言ってもいいくらいかもしれません。

寒いのが苦手な管理人にとってはありがたい限りなのですが、実は天気自体はそれ程良くはありません。
去年の暮れから雨ばかり。ただでさえ日照時間が短いのに、もう本当に気が滅入るほど薄暗い日ばかりなのです。

そんな暗い気持ちの人々を救うかのように、街のとある広場に登場した巨大な白いランプ。何かアート系の催しの一環なのか全くわかりませんが、殺風景な冬の広場にやわらかな光をもたらしています。

きっと街を行きかう人達も光に癒されながら春を待ちわびていることでしょう。



2006年12月17日

クリスマスまであと少し。
街のいたる所で色々なイベントが催されています。

南スウェーデンの小さな街の教会でもクリスマス・コンサートがありました。

最初に地元の高校生が光の女神ルシアに扮して「サンタルシア」を歌いながらの行進。
なかなか幻想的でよかったのですが、いまどきの高校生ですから、中にはあまりやる気の無さそうな表情の子達も居たりしました。

そしてオーケストラが奏でるクリスマス・ミュージック。けっこう盛り上がっていた様子ですが、正直言って音楽のアレンジが元気すぎて、厳かな教会の雰囲気が一気にデパートの年末売り出しのように感じてしまったのは私だけでしょうか?

今年も残すところあとわずかとなりました。
みなさんも体に気をつけて新しい年を迎えてくださいね。
GOD JUL!



2006年11月25日

お隣の国、デンマークの首都であるコペンハーゲンに行ってきました。

スウェーデンから電車で約40分でコペンハーゲン中央駅に到着です。
まだ午後3時ちょっとだというのに既にかなり薄暗くなっていました。

そんな中、中央駅すぐ近くにあるチボリ公園はクリスマス期間の特別オープンということでかなりの賑わい。
入り口も中もイルミネーションで可愛らしく飾られていて、つい中をのぞきたくなりましたが、今日は約束があるので我慢。

目抜き通りもキレイにライトアップされて、クリスマス前の気分を盛り上げます。
街中がワクワクしているのが伝わってくる感じですね。
待ち合わせをしたお友達と一緒にグロッグというスパイスの効いたホットワインを飲みながら楽しくお喋り。

気が付くと外はとっぷりと暗くなっていましたが、なんだか気分はイルミネーションのようにピカピカするのがこの季節の魅力ですね。



2006年9月5日

今年のスウェーデンは猛暑だったのですが、それも7月までのこと。

8月に入ってすぐに雨の日が続き、そのまま天気は回復する事なく9月に突入してしまいました。

もしかしたらまだ日本は暑いのでは・・・なんて思った訳ではないのですが、あと少しで日本に里帰りすることに。
夏に集めた商品も持って行くつもりなので、現在梱包作業に没頭している最中です。

もちろんスーツケースだけでは間に合わないので荷物を抱えて郵便局へ行った帰り道、ふと気が付くとなんだか良い香りが。老舗のコーヒー屋さんからのようです。
つい誘惑に負けてコーヒー豆を購入したらアストリッド・リングレーンの物語のペーパーでラッピングしてくれました。
100年以上続くこのお店ではコーヒーの他にも食器なども置いています。もともとは食料品や日用雑貨も扱う「昔のスタイルの商店」だったそうで、お店の人がその当時の写真を見せてくれました。
街のちょっとした歴史を教えてもらったり、コーヒー豆を使ったテーブル・セッティングのヒントを伝授?してもらったり、すごく良い対応をしてもらって感激した私です。

さて、もうすぐ日本行きのため日記の更新は管理人が10月末に戻ってからとなります。
秋田のショップの方にもぜひ遊びに来てくださいね。



2006年8月7日

夏の間は各地で蚤の市やアンティーク・マーケットが開催されます。

もちろん規模も様々。
博物館級の「お宝」がずらっと並ぶ見ごたえのあるイベントもあれば、ガラクタ以下の物しか置いていないような場合もかなりあります。

私もいくつか足を運んだのですが、中でも面白かったのは古いお屋敷の中で開催された小規模なマーケット。
古い納屋が会場で、出店業者こそ少なかったけれど、色々なアンティーク商品がセンス良く並べられていました。

手入れの行き届いた中庭でゆっくりお茶をいただいたり、お屋敷の中を見学したりと遠足のような気分で古き良きスウェーデンを感じさせる催しでした。



2006年7月20日

つい先日ストックホルムに行ってきました。

天気予報などによると気温はだいたいスウェーデン南部と同じくらいなのですが、朝・晩とずいぶん冷え込むようです。

今回ストックホルムに行った理由のひとつはナショナル・ミュージアムでのリンドベリのエキシビジョン。
クラシックな外観のミュージアムの正面にはお馴染みのベルソのパターンがお目見え。

ドミノの灰皿をイメージさせる迷路のような展示スペースは思ったより小さかったのですが、リンドベリが手がけたテキスタイルやテレビ&ラジオなど、かなりめずらしい作品を見ることが出来ます。
ミュージアムに常設されている北欧デザインの数々もかなりの見ごたえでおすすめです。
いま日本で流行っているいわゆるミッド・センチュリー時代ももちろんですが、北欧はアール・ヌーボー、アール・デコ時代にも大変興味深い作品が多くあります。

写真等で見る北欧デザインも素敵ですが、機会があったらぜひ実物を見に行きましょう。
リンドベリのエキシビジョンは2007年の2月まで開催されています。



2006年6月30日

夏至は終わりましたが、まだまだ日照時間は長いスウェーデンです。

こちらでは今週からバーゲンに突入したお店がけっこうあります。
うちの近くのセレクト・ショップでもこっそり始まっていたので早速チェック。

北欧ブランドをメインに集めた品揃えの中からフィンランドのメーカー、NANSOのトップを購入しました。ヴィンテージ調のプリントにレースのついた、ちょっと懐かしさを感じさせる1枚。

気に入った洋服も見つかり、あとはお天気の回復を待つばかり。なんだかここの所雨の日が多くて気温もかなり低め。せっかくの長い1日も、グレーの空では台無しです。

なんたって、スウェーデンは今が一番心がはずむ季節なのですから。



2006年5月30日

久しぶりの日記です。

日本での滞在はあっという間に過ぎ、気がついたらスウェーデンに戻って来ていました。

私がドキドキしながら日本に持参した商品たちも素敵な方々によって無事「お嫁入り」。
遠い日本で大事にしてもらっている様子を思うたびに感激しています。

さて、せっかく帰ってきたスウェーデン。なのに天気はイマイチでした。
雨の日が多い上かなり肌寒かったので、家でスーツケースの整理などをしながら時差ぼけの調整を。
そして雨が少しおさまった頃を見計らって外に散歩に出かけました。
気持ちの良い風に当たりながら街中を流れる川沿いを歩くとカモの親子に遭遇!お母さんのまわりを子供がウロウロ。かわいいなあ。

しかし、よく見るとその一帯がカモ家族だらけで街行く人の数より多かったのです。
いかにも平日のスウェーデン、ですね。



2006年4月13日

もうすぐイースター。

まだ何となく冬の名残があるスウェーデンもイースターの飾りのおかげでやさしいムードが漂っています。

イースターと言えば、ヒヨコ。
私の好きなチョコレート屋さんでも限定の卵型チョコが売っていますし、ケーキ屋さんではヒヨコ・ケーキがお目見え。
黄色いマジパンで覆われたクリームたっぷりのケーキ。あふれんばかりのクリームの量でイマイチ私は食べる気がしませんが、この「素朴で垢抜けないヒヨコの表情」にはかなり惹かれます。

さて、「お知らせ」の欄にも書きましたが、管理人はもうすぐ日本に里帰りです。
そのため日記のほうは5月末にスウェーデンに帰ってきてからの更新となります。

ショップで皆さまにお会いできるのを楽しみにしていますね!



2006年3月26日


今日からサマー・タイム。
夕べのうちに家中の時計を1時間進めておきました。

地元の新聞に「まだ春すら来てないのに夏時間」などと書かれていた通り、実際まだまだ寒い毎日です。

それでも日照時間は長くなってきているし、「雪が無いだけまだマシ」と自分を励ましていたのですが・・・・。
サマー・タイムの訪れと共に雪まで降ってきました。この分では本格的な春はまだまだ先かもしれませんね。

幸いなことにスウェーデンはセントラル・ヒーティングなどの暖房設備が整っています。
暖かい部屋の中から降り続ける雪を眺めて、「いつになったらこの間買ったワンピースが着られるのかな」なんて思いながら春を待ちわびているのです。



2006年3月7日

借りていた本を返却する為に図書館へ。

まだまだ冬のスウェーデンは本当に寒くて、外に出るのが面倒になるくらいです。

図書館へ向かう途中、目抜き通りに並んだ建物の間にさりげなく存在する抜け小道を通ることにしました。

私が気に入っているこの小道はなかなか雰囲気の良い空間。小さな噴水が中心にあり、そのまわりに雑貨屋などのお店が何軒かあります。どこもナチュラルなイメージで、街の華やかなディスプレイとは敢えて対照的にしているのでしょう。
花屋の軒先に飾られていたチューリップは寒さの中を健気に耐えているような雰囲気でした。

小道の先は、街で注目のエリア。ここ3年くらいでお店がずいぶん増えました。少しエッジの効いたセレクトショップやカフェが並びます。昔からあるお店たちともうまく調和して「ここなら何か面白いものがありそう」な予感が。

思いがけず寄り道をしたので図書館に着いたのはずいぶん後になってしまいました。



2006年2月23日

スウェーデンは今日から本のバーゲンです。

バーゲン対象になる本はカタログで事前にチェックが出来るので便利なのですが、眺めているうちにあれもこれも欲しくなってしまいます。

本屋にはバーゲンコーナーが設けられますが、テープで仕切られ開始日まで購入する事が出来ません。

うちの近くの本屋では初日は午前7時のオープンです。人気のある本はすぐに売り切れてしまうので急がないと・・・・。

バーゲン争奪戦の苦手な私は今年はネット本屋の予約オーダーにしました。今から届くのが楽しみです。



2006年2月12日

先週末はうちの近くでちょっとしたイベントがありました。

昔、チョコレート工場だった場所に総合文化センターがオープンしたのです。

ライブなどが行われるナイトクラブ、シアター、レストラン&バーなどから構成されていますが、メイン・ストリームではなくサブ・カルチャーに焦点を当てているのが特徴。

オープン当日はチケットもソールド・アウトで入り口には長蛇の列。ラッキーなことにゲストとして入ることが出来るということで社会見学のつもりで行ってきました。

子供連れで来ている人も居ました。ここには子供たちの為の催し物もあります。
サブ・カルチャー&アート好きの集まりのせいか、個性的な人達ばかり。ちょっとひねりを効かせたデザイナー物や古着を上手に取り入れているオシャレさんが多かったです。
ライブの演奏も前衛的な音楽。普段は聞けないような面白さでしたよ。

スウェーデン人の創造性に触れたような、ちょっと得した気分になった夜でした。



2006年1月27日

ひと昔前と比べると海外の人と連絡を取るのが簡単になりましたね。

スウェーデンで生活している私にとってメールも非常に便利ですが、やはりたまには家族や友人の声を聞きたいものです。
そんな時に重宝しているのがプリペイド式国際テレカ。

フリー・ダイヤルに電話をしてカードに記載された暗証番号を入力すれば料金分の通話が可能なのです。しかも通常の国際電話と比べてケタ違いの安さが魅力。(本当に安いのです、これが・・・)

唯一の問題といえばカードの種類が多すぎること。お店の人に「どれが一番いいですか?」と聞いても「さあ、知らん」とあっさり答えられてしまうのがオチです。
カードによっては音質が悪かったり、通話時間が記されているより非常に短いものなど「安い物ほど裏がある」といった感じです。

それでも新しくてお得そうなカードを試しては後悔している私です。
どうも学習能力に欠けているらしい・・・・。



2006年1月12日

1月に入ってスウェーデンはとても静かになりました。
あのクリスマス騒ぎは何だったのだろう。

12月には混雑のため満足に見ることが出来なかったお店たちも今はゆっくりのぞくことが出来ます。

今日はベルソの復刻版を初めて見ました。写真では何度か見かけたのですが、実物を見るのはこれが最初。
それにしても新しいバージョンのモーニング・カップの大きさにビックリ。もう一回り小さいカップもかなり現代的な大きさ。
確かにヴィンテージのカップ&ソーサーたちは小さめのサイズが多いですよね。

スピサ・リブの復刻版もありましたが、手書きの線がプリントに変更され少しガッカリ。
ちょっといびつだけど味がある、そんな手作り感が現代の北欧商品からも消えつつあるのが少し淋しい気がしますね。

ローストランドも昨年末でスウェーデン国内での生産を終了してしまいました。本当に残念ですが、残された古い作品たちとの出会いを大事にしていきたいものです。



2005年12月29日

とうとう2005年も残すところ数日のみ。日本はもうお正月モードですよね?

ハイライトは過ぎたものの、スウェーデンは1月の初めまでクリスマス期間なのです。
ですから街も相変わらずクリスマスのデコレーション。
もちろん一般家庭でもツリーはまだ飾ってあります。

私の住むスウェーデン南部では平地のため雪があまり降らないのですが、12月25日から突然の大雪。一気に真冬の天気に突入しました。景色は美しくなりましたが、もう寒いのなんのって。

一人でブツブツ「地球は温暖化してるんじゃなかったの〜?」と訳のわからない文句を言っている私です。

日本もこの冬はかなり寒いようですが、みなさまも忙しい年末年始にかけて風邪などには充分お気をつけ下さい。

そして2006年もまたよろしくお願いいたします。



2005年12月22日


クリスマスまであとわずか。
街はかなりあわただしくなってきました。

そんな中、ビックリする出来事がありました。

何と!歩道の真ん中にピアノがゴロッと横たわっているではありませんか!
ピアノはちゃんと荷車の上に乗せられてはいたのですが・・・。
もしかして移動している途中で、急にピアノを置き捨ててどこかに行かなければならない用事が出来たとか・・・・。
しかし、後で取りに戻って来るつもりならこんな置き方はしないでしょう。

それにしても、ピアノがこんな風に転がっていても街の人はあまり関心が無さそう。
「あら、こんな所にピアノが・・・まあ、いいか」みたいな感じで通りすぎる人々を横目に、私はコソッと写真を撮ってその場を後にしました。



2005年12月8日

北欧の街はクリスマスのショッピングをする人々で賑わっています。

私もクリスマス・プレゼントを探すために、あちこちお店を見てまわっていますが、キレイなウィンドウ・ディスプレイなどがあると、つい立ち止まって眺めてしまいます。

街のオモチャ屋さんでは玩具のオーブンの上に可愛いジンジャークッキー・ハウスを飾っていました。このクッキー・ハウス、もちろん完全な手作りもありますが、スーパー・マーケットではパーツが出来上がって、あとは組み立てるだけといった状態で買うこともできます。個々のパーツを砂糖をとかしたもので貼り付けるのです。

以前私がこのハウスを組み立てた時、当時飼っていたネコが何故か気に入って、毎日ぺろぺろ美味しそうに味わっていたのを思い出します。
でも、ある年砂糖をとかすのが面倒で接着材で貼り付けたら、ネコは全く見向きもせず・・・。

やっぱり手抜きはいけませんね・・・・。



2005年11月28日

11月中旬にスウェーデンに戻ってきた管理人です。

私の日本滞在中は色々な方との出会い&再会があり本当に嬉しく思いました。
また皆さまとお会い出来るのを楽しみにしております。

さて、帰ってきたらスウェーデンはもう冬でした。
ここ南スウェーデンではあまり雪は降らないのですが、それでも気温はかなりの低さで、日照時間もかなり短く、天気の良くない日などは一日中真っ暗なこともあるのです。

そんな暗さを吹飛ばすかのように、管理人の住む街では恒例のクリスマス・マーケットが始まりました。
小さな小屋の中でクリスマスの飾りやハンドクラフト製品などを売っているのです。街で見かける既製品とは違った温かみがあるものばかりです。

街行く人々も完全にクリスマス・モードで、そろそろプレゼントのショッピングに忙しそう。
もちろんショッピング通りのディスプレイもクリスマス一色です。

冬の北欧に住んでいる管理人にとって、クリスマスのやさしくて暖かいムードは「救い」のようなものなのです。



2005年10月4日

アンティーク・ショップやガラクタ屋めぐりが好きな管理人は時間さえあれば外で掘り出し物を探しています。

中には「何に使うのかわからないけど、面白いから・・・」などと買ってしまった物もけっこうあったり・・・・。

今日はカプセルのような不思議な形をしたランプを買ったのですが、お店でテスト出来なかったため、家でドキドキしながらスイッチ・オン!
・・・無事に点いたのはいいのですが、異常に明るい。しかも温度もアツアツ。よく見ると電球は何と300W!

・・・どうも日焼け用UVランプみたいです。古いので安全性とかもなさそう。
また意味の無い物がひとつ増えてしまいました・・・・。

そうそう、管理人がもうすぐ日本に行きます。UVランプは持っていかないけれど「普段とはちょっと違うモノ」たちを北欧から連れていきますので、ぜひショップに遊びに来てくださいね。



2005年9月19日

スウェーデンは完全に秋になってしまった様です。
おまけに雨も降ったりしているのでかなりの寒さです。

寒いけれど沢山着込んでギャラリーに行ってきました。
日本でも人気のリサ・ラーソンの作品の展示が行われていたからです。

古い街並みの残るエリアにある小さなギャラリーにて、彼女の夫であるグンナーの絵画と一緒の展示でした。さすが夫婦と言うべきでしょうか。同じ空間で作られた作品たちという感じがしました。

昔の元気はつらつとしたイメージの作品とは違い、全体的にとても落ち着いた雰囲気でしたが、ちょっとひねりが効いていて、なかなか興味深かったですよ。



2005年9月8日

今年は7月の中旬から1ヶ月ほどかなり寒い日が続いたのですが、その後は夏を取り戻すような天気が続いています。

9月に入った今も日中はかなり気温が上がります。さすがに秋なので朝夕はけっこう冷え込むのですが・・・。

お天気の良い日はバルコニーに出て遅い朝食を取ったり、読書をしている人をたくさん見かけます。

先週、お友達と隣の国デンマークのコペンハーゲンに遊びに行ったときも教会の外のカフェでのんびりお茶をしました。コペンハーゲンの古い街並みを眺めながらのティー・タイムはなかなかでしたよ。

もう少しこのお天気が続いてくれるといいですね。



2005年8月25日


私の住む街は現在フェスティバルの真っ最中です。

1週間ほどのフェスティバル期間中、無料コンサート、ボート・レース、ザリガニ・パーティー、その他のイベントと盛りだくさんですが、ずらっと並んだ屋台フードが1番人気かも。
まるで日本の縁日のような雰囲気です。

今回、私が数ある屋台フードの中からチャレンジ?したのは、アフリカのチキン料理、ユーゴスラビア風タパス、ベルギー・ワッフルでした。迷って選んだだけあり、どれも満足の美味しさでした。
本当はまだ色々食べてみたい料理が山ほどあったんですけど・・・。

フェスティバルは金曜夜の花火で終了。
人であふれていた街も急に静かになります。
なんだか私としては夏の最後のひとときのようなイベントです。



2005年8月18日

前回の日記でスウェーデンはもう秋などと愚痴ってしまいましたが、嬉しいことに夏が戻ってきました。

こういう天気の良い日は公園が日光浴をする人達で埋め尽くされます。

大人達は芝生の上にゴロリと寝転んで、子供は人工池で水遊び。
カフェも外のテーブルは満員ですが、中はガラガラ。

スウェーデン人って短い夏を宝物のように大切にしているみたいです。・・・・もちろん、これが日本のような猛暑だったらそういう訳にもいかないと思いますが。

夏のスウェーデンはやっぱりおすすめです。



2005年8月10日


日本は猛暑らしいですね。

スウェーデンは雨の日が多く、気温もかなり低くなってしまいました。

天気予報によると8月は暖かいはずだったのですが、今のところ見事にハズレです。
どうも今年は非常に短い夏だったのかも・・・・。
そう言えばお気に入りのアイスクリーム屋さんも今年はあまり行きませんでした。

私の住む街ではもうすぐフェスティバルです。せめて期間中くらいは暖かい日が続いてくれたらいいなと思っていますが、どうも秋はすぐそこまで来ているみたいです。



2005年7月18日

7月に入ってから信じられないくらいの暑さだったのですが、ここ数日は涼しい日が続いています。

日本と違ってエアコンどころか扇風機すら持っていない人が多いスウェーデンです。
この暑さで殆ど夏バテ寸前の管理人でした。

暑い日には街の人々の中には上半身ハダカの人も多く、正直言って「頼むからアナタだけは服を着てください」とお願いしたくなるようなボッテリしたお腹のオジサンとかも居ました。もちろん女性も下着で平然と公園等で日光浴とかしちゃうのです。

ちなみに暑さにも弱い管理人は日陰専門です。せっかくの夏なのに、ねえ。



2005年7月5日


突然ですが、ストックホルムに行ってきました。

特急列車で約4時間半の旅。
お昼過ぎ頃には無事ストックホルムへ到着したのですが、外に出てみてビックリ。
「え、こんなに寒いの?」

着いて数日は最高気温が15度程度だったと思います。
万が一に備えて持ってきたハズのジャケットや長袖の洋服を着続けるハメに。

それでも、後半は好天気に恵まれてストックホルムを堪能できました。あちこちに歴史を感じさせる建物がある本当に美しい街です。
しかし!坂が多いのです。見た目には素敵ですが実際は大変・・・・。
歩くのが好きな私でもけっこうキツイと思ってしまいました。

もし、みなさんがストックホルムに行くときは歩きやすい靴を持って行ってくださいね。



2005年6月23日

最近、街のあちこちに置かれている大きな赤いボックス。

実はこれはイチゴの出張販売所?なのです。
ボックスの上部がヒョロっとのびて屋根になりハウスの出来上がり。
イチゴの収穫のシーズンになるとここでスウェーデン国産イチゴが販売されます。

もちろんイチゴはスーパーや青空マーケットでも買えるのですが、街のなかに突然ちょこんと出現するこのハウス、なんだか大きなオモチャのようで可愛いくて、つい引き寄せられてしまいます。

ちなみに私はだいたい冬に日本に帰る事が多いので、夏と冬の両方にイチゴが食べられる訳ですが(本来は日本も夏なのでしょうけど)、スウェーデン産もなかなかの美味しさです。

夏の短い期間だけ登場するイチゴ・ハウス、とってもほのぼのしていい感じです。



2005年6月5日


6月に入り、本格的なサマー・シーズンに突入したスウェーデンです。
天気の方はまだ暑かったり寒かったり、いまいち落ち着きませんが気分は夏モード。

夏期間中の週末には各地でフリー・マーケットが開催されます。
私も散歩を兼ねて近所のマーケットに行ってきました。

基本的に不用品を売っている場合がほとんどなので、掘り出し物に出会える確立は低いのですが、たまーに思いがけずに「良品」を「ものすごい低価格」で買えたりします。

でも残念なことに今回の収穫はナシ。そのかわりに帰り道に青果マーケットで野菜と花、そして焼きたての「セサミ・ブレッド」を買いました。
青果マーケットの広場には各国の食材を扱うお店やレストランも集まっている為、いつも地元の人で賑わっています。
そしてこのセサミ・ブレッド、中近東系のベーカリーの人気商品で長さは50センチ!
北欧スタイルとは程遠いパッケージ・デザインですが、とにかく美味しい。

・・・・いつもの事ですが気が付くと、両手に抱えて帰ってきたのは食べ物ばかりでした・・・・。




2005年5月27日

なんだかここ数日とても暖かい日が続いています。
ついこの間まで手袋をはめたくなるような寒い日すらあったのに・・・・。

現在スウェーデンでは卒業シーズンで、白い帽子をかぶった学生達が街を車でパレードしています。

オープン・カーから身を乗り出し、大音量の音楽やクラクションを鳴らし続け、叫んだり歌ったりと大騒ぎ。

でも、正直言って盛り上がっているのは本人達だけのような・・・。けっこう冷ややかな目で見る一般人も居ます。

トラックでパレードする学生達も居るのですが、荷台はまるで簡易「お立ち台」。
もちろん走っている車の上で踊っているので、急ブレーキなんかかけたら落っこちるのでは・・・と見ている方がハラハラします。

それでも、この卒業シーズンになると私は「そろそろ北欧にもいい季節がくるのね」と心が弾んでくるのです。



2005年5月18日

私はスウェーデンでは賃貸アパートに住んでいます。1904年に建てられた大きな建物ですが、中はわりとモダンで快適です。

だいたい普通のアパートには最初から冷蔵庫やオーブンが付いています。洗濯は共同の洗濯ルームがあって予約制のシステムになっているのです。

だけど、その予約システムがかなり大ざっぱなのです。洗濯ルームには2台の洗濯機と乾燥機が1台、そして乾燥部屋という構成なのですが、それを使えるのは午前と午後に一人ずつ。
私のアパートではだいたい1週間に一度程度の割合でしか使えないので、空いている時間を探すのがひと苦労。

今日は私の予約していた時間に他人が使用してました。洗濯部屋に先に居た女性は「あのね、私の洗濯物、まだ乾燥中なのよ。このまま干してていいかしら?」・・・じゃあ、私の洗濯物は濡れたまま、どこに干したら?何のための予約制なのかしら?
・・・などと心の中では怒りながらも笑顔で「私も使うから1時間後くらいまでに終わらせておいて下さい」と対応しておきました。・・・1時間をすぎても乾燥機は回りっぱなしでしたけど。

アパート暮らしにとって洗濯の日はけっこうストレスが溜まるものなのです。



2005年5月10日

暑くなったり寒くなったりと、スウェーデンの春の天気はころころと変わります。

ここ数日は寒い日が続いていますが、それでも街の至る所に花が咲いたりしているのを見ると心が和みます。

うちの近所の公園には簡易遊園地があるのですが、そこの夏季営業も始まりました。
暗くなると観覧車がライトアップされて雰囲気が良くなります。
ついでにこの公園にはミニ動物園などもあり、ポニー、ジャンボウサギ、ニワトリ、その他単なる「でっかいペット」たちが地元の幼児たちを興奮させています。

公園でのんびりと日光浴などしながら過ごすスウェーデンの人たちを見ていると、寒くてもやっぱり春には不思議な何かがあるのね、と妙に納得してしまうのでした。



2005年4月26日

1週間ちょっと前に帰ってきました。

何と外には桜が!
写真だけ見てると暖かそうですが、実はここの所とても寒い日が続いています。

数日前にルンドという街に友達と遊びに行きましたが、その時も寒さのあまりカフェに入ってしまいました。
ルンドで有名な大聖堂のすぐ近くにあるカフェで、イマドキのミッドセンチュリー風インテリアにショッキングピンクの壁・・・。個人的には濃い色の木目の壁が合うのでは・・・と思いましたが、まあ人それぞれですよね。
でも、ついでに食べたパスタサラダは美味しかったです。

ルンドのアンティーク屋さんも見てまわりましたが、15時オープンなんて書いてあるお店もありました。スウェーデンではお店の開店時間に気をつけましょう!



2005年3月19日


明日から日本です。

こちらは朝から快晴ですが、そんな日に限って風はもの凄く冷たいんです・・・・。
まだこっちでは完全な冬の装いですが、スウェーデンで普段着ている格好で日本に行くとすごいことになります。
暑くてガマンできない。
だから、すこしガマンして薄着で出かけないといけないかも。

スウェーデンに戻ってくる頃は4月中旬すぎですが、きっとそれまでには春が訪れていることでしょう。
だんだんいい季節になってきますね。

とりあえず、久しぶりの日本の春を満喫!ですね。

日記の方はスウェーデンに帰って来てからの更新となります。




2005年3月11日

なんとまだ風邪の真っ最中。初期の治りかけの頃にしっかり休まず極寒の中フラフラ「買い付け」や「遊び」に出かけてしまった事が裏目に出てしまった様です。

あと1週間ちょっとで日本行きなので反省してここのところずーっと安静にしてます。でも私が休んでいるうちに何かいい物が出ていたらどうしよう・・・ほとんど禁断症状が出ています。

日本へ送付用のパッキングもまだ全然済んでません。こっちも困った!
でも、けっこう面白い商品を持っていく予定なのでそちらはホームページ&ショップででチェックしてくださいね。



2005年3月1日

3月なのに私の住むスウェーデン南部は大雪です。この分では北の方は極寒なのでは・・・。大変そう。
北欧に住んでいるくせに寒さに弱い管理人です。

さて、スウェーデンでは先週の水曜日から本のバーゲンが開催されています。本の値段がとても高いスウェーデンなので、皆とても楽しみにしています。

私も何冊か欲しい本があったのですが、何と初日にひどい風邪をひいてしまい、4日間ほど外出できませんでした。週が開けてやっと本屋に行った頃は欲しかった本はとっくに売り切れ・・・・。ああ、いつもは健康とカラ元気を売り物にしている私なのに。

次回こそは欲しい本をゲットするぞー。



2005年2月19日

以前から欲しかったアンティーク雑誌のバックナンバーを発見!
スウェーデンのアンティーク雑誌はなかなか充実した内容でとても勉強になります。

早速、買った雑誌を読んでいたのですが、あらためてビックリすることがありました。
Stig Lindbergに関する特集があったのですが、その中で紹介されている食器の値段が今より全然安いのです。
私が買った雑誌は1998年のもの。その当時の相場はだいたい今の3分の1ほど。
しかも、「彼の作品は探せばよく出てくる」みたいなノンキなコメントまで・・・・。

実はLindbergのお皿、去年から今年にかけても相場がかなり上がりました。
近所のアンティーク屋さんも「ほとんど見つからない、あっても高い」と嘆いているし・・・。

でも彼の作品だけが北欧ヴィンテージではありません。他にもまだまだたくさん良いデザインがあるので、このページでも紹介できたら・・・・と思います。


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